2013年02月17日
コールマン ツーバーナー オーバーホ-ル
冬時期はキャンプに行くことも少なく、道具のメンテや改良をすることが多い。
ガソリンツーバーナーは赤ガスを使うことも多いので1年に1回はOHをしています。
本来はメーカーに依頼するのが安全で完璧なのだが、そこは自己責任ってことで
ツーバーナーといっても燃焼させる構造はガソリンランタンと同じなので、
細かい部分はこちらを参考にして下さい。
まずは分解から
バーナー部を外します。
裏側の穴からナットを外しますがサブバーナー側は10mmのナットに対し、
メインバーナー側は11mmとアメリカンサイズです
このサイズのレンチってなかなか持っている人が少ないんですよね。
+のビスを外す
これでバーナーは外れます
バーナーを固定しているプレートを外します。
このプレートは煮こぼれで汚れているので洗浄や錆取りとします。
側面のビス4本を外せばOK
バーナーの分解は中心のビスを外すとバラバラになります。
ここにカーボンが溜まると赤火の原因になるので、しかっかりと洗浄。
モデルによっては下側に石綿のようなパッキンが入っているので交換します。
(組立てるときに部品の構成がわからなくなる場合があるので写メ等を撮っておく事をオススメします)
次は燃料系です。
ジュネレーターを外します。
ペンチ等で回せば良いのですが傷が付くのでウエスをカマして掴む。
すると中からクリーニングロッドが出てくるので同じ要領で外します。
クリーニングロッドの先端は針のように細くなっているので触らないように注意!
すぐに曲がってしまいます。
バルブを外していきます
ポンプ部を外します。
ポンプカップ(ゴムの部分)をチェックします。
スリ減っていたり、キズが付いていれば交換です。
ポンプの奥のチェックバルブも専用レンチを使い外して点検します。
初めて外す場合は、とんでもなく硬いので注意が必要。
押し込む力8、回す力2くらいの感覚で回す。
ナメてしまうと悲惨な。。。。
外したチェックバルブは上下に振ってみてカチカチと音が出れば正常です。
音がしない場合は要交換となります。
外れた部品がコレ
実は、たったコレだけの部品なんです。
単純な構造だからこそ長年使えるのかもしれませんね。
バーナー部やバルブは今回この薬品で洗浄しました。
バイクのマフラー洗浄で有名なケーエムクリーンです。
本来は70℃のお湯が良いのですが、それもハードルが高いので水で一晩漬けて汚れを溶かす。
過去、汚れが酷かった場合は1週間漬け込んだこともあります。
漬け込み完了後、真鍮ブラシで磨き上げるとピカピカになりますよ!
(硬いワイヤーブラシを使うとキズだらけになりますので注意)
燃料系の部品は洗浄後、水で洗い流したのちにキャブクリーナー等のケミカルで中のゴミを吹き飛ばす。
ジェネレーターは600番の耐水ペーパーで水研ぎして汚れを落とします。
この方法でメンテナンスしておけば交換することもほとんどありません。
洗浄も終わり各部品のチェックをしていたら、問題発覚!
バルブの中のパッキン(製品名:グラファイトパッキン)がボロボロになっていた
このパッキンはコールマンジャパンでは単体で注文できない。
仕方なくネットで探し注文して交換。
これで各部の点検&洗浄は終了!
外した逆の手順で組めばオッケーです。
※バルブを組む時の注意点は結合部に必ず液体パッキンを塗ることです。
バーナーを取り付ける前、本体に100均で買ってきた
キッチン用アルミシートをサイズに合わせて切り、
敷いておくと本体の汚れが軽減されるし見た目も良いですよ!
組み上がったら最終点検です。
タンクに燃料を入れ、ポンピングします。
数分置き、各部から燃料が漏れていないか確認。
漏れていなければ実際に燃焼させてみて最終確認をして完了!
燃焼器具を扱う場合は、それなりの知識と経験が必要です。
自信が無い場合はメーカーに依頼することをオススメします。
よろしければクリックを!
ガソリンツーバーナーは赤ガスを使うことも多いので1年に1回はOHをしています。
本来はメーカーに依頼するのが安全で完璧なのだが、そこは自己責任ってことで
ツーバーナーといっても燃焼させる構造はガソリンランタンと同じなので、
細かい部分はこちらを参考にして下さい。
まずは分解から
バーナー部を外します。
裏側の穴からナットを外しますがサブバーナー側は10mmのナットに対し、
メインバーナー側は11mmとアメリカンサイズです
このサイズのレンチってなかなか持っている人が少ないんですよね。
+のビスを外す
これでバーナーは外れます
バーナーを固定しているプレートを外します。
このプレートは煮こぼれで汚れているので洗浄や錆取りとします。
側面のビス4本を外せばOK
バーナーの分解は中心のビスを外すとバラバラになります。
ここにカーボンが溜まると赤火の原因になるので、しかっかりと洗浄。
モデルによっては下側に石綿のようなパッキンが入っているので交換します。
(組立てるときに部品の構成がわからなくなる場合があるので写メ等を撮っておく事をオススメします)
次は燃料系です。
ジュネレーターを外します。
ペンチ等で回せば良いのですが傷が付くのでウエスをカマして掴む。
すると中からクリーニングロッドが出てくるので同じ要領で外します。
クリーニングロッドの先端は針のように細くなっているので触らないように注意!
すぐに曲がってしまいます。
バルブを外していきます
ポンプ部を外します。
ポンプカップ(ゴムの部分)をチェックします。
スリ減っていたり、キズが付いていれば交換です。
ポンプの奥のチェックバルブも専用レンチを使い外して点検します。
初めて外す場合は、とんでもなく硬いので注意が必要。
押し込む力8、回す力2くらいの感覚で回す。
ナメてしまうと悲惨な。。。。
外したチェックバルブは上下に振ってみてカチカチと音が出れば正常です。
音がしない場合は要交換となります。
外れた部品がコレ
実は、たったコレだけの部品なんです。
単純な構造だからこそ長年使えるのかもしれませんね。
バーナー部やバルブは今回この薬品で洗浄しました。
バイクのマフラー洗浄で有名なケーエムクリーンです。
本来は70℃のお湯が良いのですが、それもハードルが高いので水で一晩漬けて汚れを溶かす。
過去、汚れが酷かった場合は1週間漬け込んだこともあります。
漬け込み完了後、真鍮ブラシで磨き上げるとピカピカになりますよ!
(硬いワイヤーブラシを使うとキズだらけになりますので注意)
燃料系の部品は洗浄後、水で洗い流したのちにキャブクリーナー等のケミカルで中のゴミを吹き飛ばす。
ジェネレーターは600番の耐水ペーパーで水研ぎして汚れを落とします。
この方法でメンテナンスしておけば交換することもほとんどありません。
洗浄も終わり各部品のチェックをしていたら、問題発覚!
バルブの中のパッキン(製品名:グラファイトパッキン)がボロボロになっていた
このパッキンはコールマンジャパンでは単体で注文できない。
仕方なくネットで探し注文して交換。
これで各部の点検&洗浄は終了!
外した逆の手順で組めばオッケーです。
※バルブを組む時の注意点は結合部に必ず液体パッキンを塗ることです。
バーナーを取り付ける前、本体に100均で買ってきた
キッチン用アルミシートをサイズに合わせて切り、
敷いておくと本体の汚れが軽減されるし見た目も良いですよ!
組み上がったら最終点検です。
タンクに燃料を入れ、ポンピングします。
数分置き、各部から燃料が漏れていないか確認。
漏れていなければ実際に燃焼させてみて最終確認をして完了!
燃焼器具を扱う場合は、それなりの知識と経験が必要です。
自信が無い場合はメーカーに依頼することをオススメします。
よろしければクリックを!
Posted by みぞさん at 15:43│Comments(0)
│キャンプ道具
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